AMIQ、e/SystemVerilogのエディタ「DVT」にe言語のデバッグ機能を追加

2011年5月4日、e/SystemVerilogのフロントエンド環境を手掛けるルーマニアのEDAベンダAMIQは、同社製品「DVT」の新機能「e言語デバッグ機能」を発表した。 
AMIQによると今回発表された「e言語デバッグ機能」は、e、SystemVerilogおよびVerilog、VHDLのフロントエンド環境として提供されている同社のエディタ「DVT」のオプション機能として提供されるもので、ブレークポイントの設定、スレッドやコールスタックのナビゲーション、ローカル変数のチェックや値の変更などがGUIからのワンクリック操作で実行可能。デバッグの前後関係をビューワーで確認しその結果を管理することもできる。
環境としては、Cadenceの「Incisive Enterprise Specman Simulator」とシームレスに接続することが可能で、ユーザーは「Incisive Enterprise Specman Simulator」でe言語ライブラリをプリロードまたはプリコンパイルしておくだけで、「DVT」のデバッグ機能を利用可能。Specmanのシミュレーション・スクリプトを利用する事もできるという。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2011.05.08 )