富士通と図研がPCB設計・解析システムでパートナー契約-両社ツールを連携

2011年4月7日、富士通と図研はPCBの設計・解析システムに関するパートナー契約の締結を発表した。
発表によると両社は、富士通の子会社富士通アドバンストテクノロジが開発するPCB解析システム「SignalAdviser-SI」と、図研のPCB設計用ビューワー「CR-5000/BD-Viewer Advance」を接続するデータ変換プログラムを開発し、両ツールのシームレスな連携を図る予定で、最終的には富士通の「SignalAdviser-SI」と図研のPCB設計環境「CR-5000/Board Designer」を連携させる計画。
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※図は両社の発表資料より抜粋
このツール連携により、PCB設計者は解析システムと設計システムがセットになった環境を入手可能となる。また、国内でのシェアが高い図研の「CR-5000/Board Designer」を使うユーザーは、富士通のPCB解析システム「SignalAdviser-SI」を容易に利用可能になる。
両社は、このPCB設計・解析統合環境を2011年度に計30セット販売する事を目標としている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2011.04.08 )