米ファブレスSiPortがBerkeley DAの「AFS Platform」を採用-単体製品から移行

2010年12月7日、、アナログ/RFおよびミックスシグナル設計向けの検証ソリューションを手掛ける、米Berkeley Design Automation社は、オーディオ/データブロードキャストレシーバのファブレス半導体メーカーSiPort社が同社の「AFS Platform」を採用したことを発表した。
発表によるとSiPortは、3年前からミックスシグナルRF ワイヤレスレシーバチップの回路全体検証にBerkeley DAの「Analog FastSPICE」を利用しており、今回、nmCMOSオーディオ/データブロードキャストレシーバチップのナノメータSPICE精度の検証とデバイスノイズ解析に向けて、Berkeley DAの最上位の環境である「Analog FastSPICE Platform」への移行を決めた。
SiPortでは、ワイヤレスレシーバーの検証フローで全面的に「Analog FastSPICE Platform」を利用し、がブロックレベルのキャラクタライゼーション、トップレベル検証、デバイスノイズ解析に役立てて行くという。
Berkeley DAの「AFS Platform」には、AFS Nano SPICEシミュレーション、AFS回路シミュレーション、AFS Transient Noise Analysis、AFS RF Analysis、AFS Co-Simulationのライセンスが含まれている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2010.12.08 )