台湾Sunplus Technologyが米BerkeleyDAの「Analog FastSPICE PF」を採用

2010年5月4日、アナログ/RFおよびミックスシグナル設計向けの検証ソリューションを手掛ける、米Berkeley Design Automation社は、台湾の半導体メーカーSunplus Technologyが同社の回路シミュレーター「Analog FastSPICE」を中心とする「Analog FastSPICEプラットフォーム」採用した事を発表した。

プレスリリース文 

バークレーの発表によると、コンシューマエレクトロニクス向け半導体ベンダSunplus Technologyは、アナログおよびミックスシグナルIC の設計検証およびデバイスノイズ解析向けに「Analog FastSPICEプラットフォーム」を導入。

同社では既に2008年から「Analog FastSPICE」を導入しており、アナログおよびミックスシグナルIC の複雑なブロックのキャラクタライゼーションや、回路全体のパフォーマンスシミュレーションで実績があり、既存手法よりも5?10倍高速なシミュレーションを実現している。

Sunplus Technologyは、これら実績をうけて、バークレーのソリューションをデバイスノイズ解析の様々な課題に幅広く適用すべく、「Analog FastSPICEプラットフォーム」の導入を決めた。

「Analog FastSPICEプラットフォーム」には、「Analog FastSPICE」のほかに、「AFS Nano」、「AFS Co-Simulation」、「AFS Transient Noise Analysis」、「AFS RF Analysis」のライセンスが含まれている。

Berkeley Design Automation社

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2010.05.06 )