ワンスピンのフォーマル検証ツール「360 MV」が複数マシンの分散処理に対応
2010年2月22日、フォーマル検証ツールを手掛ける独OneSpin Solutionsは、同社のアサーションベース検証ツール「360 MV」とPlatform Computing社の分散処理ソリューションの統合を発表した。
発表によるとワンスピンは、分散コンピューティング管理ソフトの大手Platform Computing社のハイパフォーマンス・コンピューティング環境向けワークロード管理ソリューション「LSFインフラストラクチャ」と自社のフォーマル検証ツール「360 MV」を統合し、複数マシンを用いたアサーションベース検証の分散処理を実現。
この改良された「360 MV」ソリューションを利用する事で、ユーザーは検証ニーズに応じて任意のクラスタ・サイズにスケーラブルに対応する事が可能。検証ジョブのスケジューリングをマシン・リソースに合わせて調整することができるほか、「LSF」のモニタリングツールを用いてプロパティ・タスクを追跡し、その進捗を「360 MV」のGUIにレポート出力することが可能だという。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2010.02.25
)