ルネサス、アナログ/ミックスシグナル設計にケイデンスの「Virtuoso」を標準採用

2010年1月27日、ケイデンスは、ルネサステクノロジが同社のカスタムIC設計環境「Virtuoso」の最新バージョンを国内外のデザインセンターで標準採用した事を発表した。

プレスリリース文

ルネサステクノロジは、以前からアナログ/ミックスシグナル設計向けにケイデンスの「Virtuoso」を採用しているが、「Virtuoso」の最新バージョンであるIC6.1のコンストレイント・ドリブンな設計および検証機能に更なるTAT削減効果を期待。今回、国内外のデザインセンターへ標準配備する事を決定した。

ルネサステクノロジは「Virtuoso」の持つ下記の機能/利点を評価しており、品質を犠牲にすることなく設計期間を最大30%削減できると期待している。

・コンストレイント・ドリブンなメソドロジ
 -設計の意図を確実に維持するために費やされる時間を短縮
 -容易なIPの再利用

・歩留まり最適化、寄生を考慮した設計モード
・コンストレイント・テンプレート機能を含む先進的な自動化機能

日本ケイデンス・デザイン・システムズ社

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2010.01.27 )