シノプシス、マルチコア技術でPrimeTimeでのタイミング・サインオフを高速化
2009年1月11日、シノプシスは、スタティックタイミング解析ツール「PrimeTime」のバージョンアップとその適用効果を発表した。
発表によると「PrimeTime」の最新バージョン2009.12は、マルチコア技術の導入により、その処理速度を向上。複数コアを用いた計算処理、デザインの自動分割に加え、複数シナリオの分散処理の実現により、従来性能の倍以上の速さでタイミング解析を実行可能に。実際に顧客が試した例では、4800万ゲートのデザインでタイミング・サインオフの工数を約40%削減できたという。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2010.01.12
)