米Real Intent社、フォーマル検証ツールをバージョンアップ>>10倍の速さと容量を実現
2005年12月12日、米Real Intent社は、同社のフォーマル検証ツールの最新バージョン「Verix 5.0」のリリースを発表した。
新しいエンジンを搭載した「Verix 5.0」は、すでにHigh Performance Computing(HPC)技術を提供する米SiCortex社に採用されているという。
プレスリリース:http://www.realintent.com/news/pr-2005/PR-DEC-12-05.html
Real Intentは、「仕様からサインオフまで」というコンセプトのフォーマル検証ツールファミリ「Verix」を提供している企業で、カリフォルニア州、サニーベールに本拠地を置く。
Verixファミリは、「Implied Intent Verification」、「Clock Intent Verification」、「Expressed Intent Verification」という3種類の製品で構成されており、独自のアサーション・ベース検証テクノロジによって、デザイン・エントリから、合成、タイミング収束までをカバーしている 。
今回のバージョンアップでは、劇的なパフォーマンス改善が図られ、従来製品よりも10倍の速さとキャパシティ(デザイン容量)を実現しているという。
※「Verix」に関する詳細は、Real Intent社のホームページをご参照下さい。
http://www.realintent.com/index.html
※SiCortex社 http://www.sicortex.com
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2005.12.23
)