hdラボとパソナエンジニアリング、LSI設計者の育成で提携

2005年12月26日、エッチ・ディー・ラボとパソナエンジニアリングは、LSI設計者の育成と人材サービスにおける業務提携を発表した。

プレスリリース:http://www.pasona.co.jp/newstopics/news/2005/pr439.html

hdラボは、LSI設計のコンサルティングや技術トレーニングを行なう国内の数少ないサービス会社の一つ。これまでの大きな実績の一つとして、HDL設計における標準的なRTLコーディングスタイルをまとめた「RTL設計スタイルガイド」が有名。
(現在、STARCガイドラインとして販売中)

また今年10月に、STARCと共同で開発した「STARC認定 設計技能検定試験ESA」の開始を発表し、今までになかったハードウェア開発におけるエンジニアの人材育成に積極的に取り組んでいる。
※関連ニュース https://www.eda-express.com/news/?m=p&idno=114

パソナエンジニアリングは、人材サービス大手のパソナの子会社で、機械・電気・電子系の設計技術者に特化した人材サービスを展開している。

今回の両社の提携により、パソナエンジニアリングでは、自社の教育システムの中にhdラボが開発した「設計技能検定試験ESA」を導入し、派遣するエンジニアの技術保証を行っていく予定で、2007年3月までに100名のエンジニアを育成していく計画だという。

※hdラボ http://www.hdlab.co.jp/htdocs/index.html
※パソナエンジニアリング http://www.pasona-eng.co.jp/

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2005.12.28 )