国産EDAの発展に向けて「日本EDAベンチャー連絡会」が発足

2006年1月20日、日本EDAベンチャー連絡会は、同団体を1月23日付にて正式設立する事を発表した。

プレスリリース:http://www.jedat.co.jp/jevec/jevec_release060120.htm

発表された日本EDAベンチャー連絡会の略称は「JEVeC」で、国内のEDAベンチャーが集まり、技術情報の交流をはじめ、技術者間の交流・連携の模索やベンチャー企業の支援等も視野に入れ、日本のEDAの発展に取り組んでいくという。

2006年1月19日現在、予定会員、賛助会員含む計19社が「JEVeC」の会員として活動に参加する予定で、団体役員や窓口は以下の通りとなっている。

■日本EDAベンチャー連絡会(略称:JEVeC)

・設立:2006年1月23日
・会長 :石橋 眞一(株式会社ジーダット 代表取締役社長)
・副会長:水田 千益(数理システム株式会社 取締役)
・副会長:後藤 安伴(株式会社アストロン 代表取締役社長)
・監事 :山本 節雄(株式会社インターデザイン・テクノロジー 代表取締役社長)
・監事 :松岡 浩季(エイシップ・ソリューションズ株式会社 マーケッティング担当)

・事務局:〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町6-6 
      株式会社ジーダット内 太田裕彦
      TEL:03-5847-0312 FAX:03-5847-0315 E-mail:jevec.info@jedat.co.jp

尚、JEVeCの具体的な活動としては、まず会員の拡大活動と合わせて、会員企業が保有する技術力の相互確認および外部発信のための「技術マップ(詳細名簿)」作りを進めていく予定で、1月26日から開催される、EDSFair2006にJEVeCとして出展し、認知活動を開始する。

その他、JEVeCの活動予定として挙げられているのは、大きく以下の7項目となっている。

1.企業や大学研究機関におけるEDA関連情報の整備およびネットワーク作り
2.EDA関連事業の起業支援
3.共同開発、共同受託、事業協力、技術提携の支援
4.特許等知的所有権の相互利用の斡旋
5.産学連携の強化:共同研究開発、新卒採用協力
6.行政との情報交換窓口
7.会報発行

※本件に関する詳細は、日本EDAベンチャー連絡会事務局までお問い合わせ下さい。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.01.20 )