セロックシカとPhilips TASS、ヨーロッパでのESL普及で協力

2006年2月27日、C言語ベースESLツールベンダである、英セロックシカは、Philipsの子会社である「Philips TASS」とのヨーロッパにおける業務提携を発表した。

プレスリリース:http://www.celoxica.co.jp/corporate/pressreleases/show_release.asp?DocumentID=431

Philips TASSは、組み込みソフトの開発を専門とする企業で、電子機器、医療機器、通信機器、ハイテク産業機器などの分野で27以上にわたりソフトウェア開発行ってきた実績を持つ。

両社は以前より、パートナーとして関係を保っていたが、ESL分野の成長を受け、システム・レベル設計へ移行する設計者に対し協力してソリューションを提供すべく今回の業務提携に至った。

具体的には、今後両社は、プログラマブル・ロジックならびにプログラマブルSoCデバイスの設計者にターゲットを絞り、セロックシカはESL設計ツール、IP、ボードを、Philips TASSは設計サービス、ESL手法、技術移転のノウハウ等を提供し、ヨーロッパにおけるESL設計の普及を推進していくという。

※日本セロックシカ株式会社
http://www.celoxica.co.jp/default.asp

※Philips TASS
http://www.tass.philips.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.03.02 )