シノプシス、DesignWareに富士通のモバイルFCRAMモデルを追加
2006年4月24日、シノプシスは、DesignWare Libraryで提供しているメモリーモデルに富士通の高速動作モバイル機器向けFCRAM(Fast Cycle Random Access Memory)のモデルを追加したと発表した。
プレスリリース:
http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2006/20060424.html
モバイルFCRAMは、富士通が開発した次世代の擬似SRAMで、高機能・多機能モバイル端末への適用を想定しているもの。今回DesignWareに追加されたFCRAMのメモリーモデルは、シノプシスが開発を担当し、その検証は富士通が行った。
このメモリーモデルを用いることで、設計者はモバイルFCRAMを利用したモバイル機器向けの複雑なアプリケーションの検証が可能となり、大容量、高速処理、低消費電力を実現する高速メモリーデバイスを使用し易くなる。
シノプシスのDesignWare メモリーモデルは、現在500サイト以上のユーザに使用されており、このFCRAMメモリーモデルは、既に世界25&knm000以上のDesignWareユーザーに追加コスト無しで提供されているという。
※DesignWare「FCRAMメモリーモデル」に関する詳細は、日本シノプシス株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.synopsys.co.jp
※富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.04.25
)