セロックシカ、次世代ビデオ・画像アプリケーション開発用プラットフォームを発表
2006年5月30日、ESLツールを手掛ける、英セロックシカ社は、高度なデジタル・ビデオならびに画像処理アプリケーションの設計のための最新プログラマブル・プラットフォーム「RC340」を発表した。
プレスリリース:http://www.celoxica.co.jp/corporate/pressreleases/show_release.asp?DocumentID=451
「RC340」は、HDTV、放送、ロボット工学、産業用ビジョンシステム、ビデオ圧縮、ビデオ配信、高速暗号化VPN、パケット・フィルタリング、ネットワーク侵入検出等、高パフォーマンス、高スループットFPGAとソフトコア・マイクロプロセッサを用いたアプリケーションのプロトタイピングおよび開発のためのプラットフォームで以下のものが含まれている。
◆開発ボード:
?16Mゲートのザイリンクス社Virtex-4 FPGAを搭載
?32MバイトのパイプラインバーストSRAM
?DRAM用DIMMソケット
?各種ビデオI/O等のペリフェラル
◆ビデオIPライブラリ「PixelStreams」
◆セロックシカ社製ESL設計ツール
◆オプション:1024×768の12.1インチTFT/タッチパネル
尚、この開発ボードは、コンパクトなサイズなため、車載インフォテイメントやモバイル機器の画像処理アプリケーションを開発するためのデモンストレーション装置としても使用できるという。
セロックシカは、ここのところ自社開発のESLツールを提供する一方、それらツールに開発ボードを組み合わせた、特定用途向けの開発環境のラインナップを増やし続けている。
※「RC340」に関する詳細は、日本セロックシカ株式会社にお問い合わせ下さい。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.05.31
)