ミップス・テクノロジーズがSPIRITコンソーシアムに加盟>>EDAツールによるIPの利用促進に参加

2006年6月27日、ミップス・テクノロジーズは、SoC設計におけるIPの運用促進を目的にEDAツールやIPの統合規格の標準化を進めている「SPIRITコンソーシアム」への加盟を発表した。
※SPIRIT:Structure for Packaging&knm Integrating and Re-using IP within Tool flows

プレスリリース:http://www.mips.com/content/PressRoom/PressReleases/2006-06-21.spirit(英文)

「SPIRITコンソーシアム」は、メンター・グラフィックス、フィリップス、アーム、STマイクロエレクトロニクス等によって設立された国際的な標準化団体で、現在、半導体ベンダ、EDAベンダ、IPプロバイダを中心に計47の企業・団体が加盟している。
※SPIRITコンソーシアム会員一覧:
http://members.spiritconsortium.org/newwebsite/members/index.asp

ミップスは、今回の「SPIRITコンソーシアム」への加盟によって、同コンソーシアムによって採用された標準規格を使用し、顧客の設計プロセス改善に貢献すると同時に、業界全体を通したSoC設計の標準化推進に協力していくという。

尚、ミップスは、「SPIRITコンソーシアム」の他に、昨年米デナリ社によって立ち上げられた「Register Description Language (RDL)
Alliance」(レジスタ記述言語アライアンス)にも創立会員として加盟しており、RDLの使用法やSoC設計に選択されるIP製品提供の標準化に関わっており、補完関係にあるRDL記述言語と
SPIRITコンソーシアムの間に立ってSoC設計記述の開発や、
複雑な設計フローの効率的な統合に貢献していくとしている。

※ミップス・テクノロジーズ
http://www.mips.jp

※SPIRITコンソーシアム
http://www.spiritconsortium.com

※Register Description Language Alliance(SystemRDLアライアンス)※2006年5月名称変更
http://www.rdl-alliance.org

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.06.27 )