台湾CPT社がHDTVの開発にセロックシカのESL設計ソリューションを採用
2006年7月12日、C言語からの合成ツールを中心としたESL設計ソリューションを提供する、英セロックシカ社は、台湾のChunghwa Picture Tubes社(以下CPT社)とESL設計ソリューションの利用契約を結んだことを発表した。
この契約によってCPT社は、 量産向けHDTVと先端ディスプレイ技術の開発にセロックシカのソリューションを利用するという。
プレスリリース:http://www.celoxica.co.jp/corporate/pressreleases/show_release.asp?DocumentID=460
CPT社は、1971年に設立された台湾企業で、ディスプレイ技術の開発を中心にHDTVなどの製品開発も手掛けている。
今回の契約によってCPT社は大きく以下3つの製品群が使用可能となり、これらを用いてHDTVのディスプレイ機能の実装設計を進めていくとしている。
◆C言語からの合成ツール「DK Design Suite」
◆ビデオ/画像IPライブラリ「PixelStreams」
◆開発用FPGAボード「RC Series」
契約にあたりCPT社は、セロックシカのソリューションをHDTV背面投影を改良する実設計プロジェクトを利用して評価。
「DK Design Suite」とHDTV開発キットに含まれる「PixelStreams」IPライブラリを用いる事で、「RC340」開発ボード上に短期間でハードウェアをに実装することができたという。
※セロックシカのESL設計ソリューションに関する詳細は、日本セロックシカ株式会社までお問い合わせ下さい。
http://www.celoxica.co.jp
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.07.20
)