図研、タイムベースライセンスの新たな製品「CR5500」シリーズを発表>>PCB/回路設計における既存の要素技術を再パッケージ

2006年10月25日、国内のEDA大手図研は、既存の要素技術を集大成した新製品「CR-5500シリーズ」を発表した。

プレスリリース:http://www.zuken.co.jp/news/clipdata/061025data.html

新製品「CR-5500シリーズ」は、PLMシステム「DS-2」、3Dエレメカ協調設計ツール「BoardModeler」、ハイスピード設計解析ツール「CR-5000/ Lightning」、製造設計・検証環境DFMツール「ADM」など、これまで図研が培ってきた様々なソリューションにおける要素技術から主要な機能を抽出し、モジュール化して再パッケージしたもので、販売形態は今回新たに導入されたTBL方式(タイムベースライセンス)のみとなる。

CR-5500シリーズは、下記3製品によって構成され、多拠点運用支援、部品情報・設計データの管理・業務テンプレートなどの情報管理を可能にするCDB+、CFM+モジュールは全てのCR-5500製品に実装される。

■回路設計環境「CR-5500/Design Gateway」
■PCB設計環境「CR-5500/Board Designer Elements」
■ハイエンドPCB設計環境「CR-5500/Board Designer Advance」
※「CR-5500/Board Designer Advance」
には、高速回路設計を支援するSIエンジンI/F、EMCアドバイザや高密度実装対応として製造ルールチェック、三次元での設計検証を行う3Dフロアプランなどの機能も搭載される。

「CR-5500シリーズ」の各製品販売価格は、以下の通りで、PWSやVISULAを使用中でCR-5500にマイグレーションを希望するユーザーには、様々なマイグレーション・サービスも用意されている。

■「CR-5500/Design Gateway」5ライセンスパック:100000円
■「CR-5500/Board Designer Elements」:150000円
■「CR-5500/Board Designer Advance」:200000円
※全てLAN環境で使用した場合の月額TBL費用

※新製品「CR-5500」シリーズに関する詳細は、株式会社図研にお問い合わせ下さい。
http://www.zuken.co.jp

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.10.27 )