ET2006/インターデザイン・テクノロジー、SystemC環境で高速協調検証を実現>>ARMの開発環境とも連携可能
「Embedded Technology 2006/組込み総合技術展」に出展していた、インターデザイン・テクノロジー社のブース・レポート。
インターデザイン・テクノロジーは、ARMブース内にてARM社のパートナー企業として超高速協調シミュレーター「FastVeri」を展示。ARM9をターゲットとしたMPEGデコーダのシミュレーションをデモしていた。国産のツールとあってGUIが日本語表記で新鮮。
このツールを使うと、CコードからターゲットCPUで実行した場合の時間精度を持ったSystemCモデルを自動生成可能。ペリフェラルのSystemCモデルを用意すれば、システム全体をISSベース検証の100?1000倍の速度で高速に検証する事ができる。
「FastVeri」は、ターゲットCPUとして既にARM7、ARM9の各コアに対応しており、ARMのSoC開発環境「RealView」とも連携している。(コンパイラに対応)
※株式会社インターデザイン・テクノロジー
http://www.interdesigntech.co.jp
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.11.19
)