コーウェアの仮想開発環境がマイクロソフトの「Windows Embedded CE」をサポート

2006年12月11日、ESLソリューションの業界大手コーウェアは、同社のソフトウェア開発向け仮想環境「Virtual Platformプロダクト・ファミリ」上で「Windows Embedded CE」オペレーティング・システムを利用できるようになったことを発表した。

プレスリリース:http://www.coware.co.jp/news/2006/2006.12.11.html

コーウェアの「Virtual Platform」は、組み込みソフトウェアの開発及びデバッグに必要な、ハードウェア及び周辺環境の仮想モデルを提供するもので、ハードウェアの完成を待たずにソフトウェアの先行開発が可能。制御性と観測性の高いソフトウェア開発環境を実現することができる。

今回、コーウェアは、マイクロソフト社のエンベディッド・パートナ・プログラムに参加。新たに「Windows Embedded CE」オペレーティング・システムをサポートする事で、「Virtual Platform」の適用範囲および利用ユーザの拡大を図った形となる。

コーウェアの「Virtual Platform」には、ソフトウェア開発の効率化に向け、システム・アーキテクトやハードウェア設計者がモデリングした「仮想プラットフォーム」をソフトウェア開発者へと配布する事ができるユニークな仕組みが備えられている。

※「Virtual Platform」に関する詳細は、コーウェア株式会社にお問い合わせ下さい。
http://www.coware.co.jp

※マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2006.12.12 )