DVCon2009サンノゼで開幕-26の企業・団体が出展

2009年2月24、サンノゼのダブルツリーホテルで検証関連のカンファレンス「DVCon2009」が開幕した。

DVCon公式サイト

初日のチュートリアルは4つのセッションが用意され、それぞれEDA大手3社+OSCIというスポンサー構成。

シノプシスは発表したばかりの「VMM-LP」関連、ケイデンスはOVM関連、メンターは検証戦略関連、そしてOSCIはTLM2.0関連という内容でチュートリアルが開催された。

今年のキーノートはシノプシスのCEO兼チェアマンAart de Geus氏。
テクニカルセッションは計13タイトル、39セッション用意されており、26日に賞金1000ドルのBestPaperが発表される予定。パネルセッション下記2タイトルで恒例のJhon Cooly氏のパネルセッションは今年は無い。

・EDA: Dead or Alive?
 -Moderator: Peggy Aycinena - Editor, EDA Confidential

・Mixing Formal Analysis with Simulation: Why, When, Where, and How?
 -Organizer: Tom Anderson - Cadence Design Systems, Inc.
  -Moderator: Mike Stellfox - Cadence Design Systems, Inc.

併設の展示会の方は検証関連の26企業・団体が出展。
DVConの開催前には、各社から最新のソリューションに関する発表が相次いだ。

関連記事:
ケイデンス、OVMをサポートする e と SystemC のオープンソースライブラリを公開

ケイデンス、全ての検証IPを利用可能な新しい「All-in-One」ライセンスを発表

シノプシス、アーム、ルネサスの3社がローパワー設計の検証本「VMM-LP」を完成

Jasper、デザインの再利用を促進する新たなコンサルティングサービスを始動

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2009.02.25 )