Apacheが45/32nm設計のノイズ/パワー解析でSTとのコラボレーションを拡張
2009年2月19日、パワー・インテグリティ解析をはじめとした各種解析ソリューションを手掛ける、米Apache Design Solutions社は、STマイクロエレクトロニクスとのコラボレーションの拡張を発表した。
発表によるとApacheは、45/32nm設計のノイズおよびパワー解析でSTマイクロとコラボレーションを継続。Apacheは、2007年1月からSTマイクロと共同プロジェクトを進めており、Apache曰く下記成果を残している。
・power and noise solutions for SoC power signoff
・advanced low power design validation
・custom IP analysis and modeling
・early-design power/ground grid prototyping
今回の両社のコラボレーション拡張は、STによるApacheツールの利用拡張を意味しており、32/28nm設計も視野に入れて3D-ICパワー・インティグリティ、 DDRジッタ検出・防止、チップ・パッケージのEMI解析などに取り組んでいくという。
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= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2009.02.23
)