ESLツールの仏CoFluent、スマートフォン顧客を中心に顧客数を倍増
2009年2月17日、設計初期段階でのアーキテクチャ探索を実現するESLツール「CoFluent Studio」を手掛ける仏CoFluent社は、同社の2008年の営業実績として顧客数を前年比2倍に増やした事を発表した。
コフルエントによると、同社は仮想システムシミュレーション技術を用いたアーキテクチャ探索ツール「CoFluent Studio」の提供により、その顧客数を拡大。業界のアナリストGart Smith氏の2008年ESL市場トレンドレポートにて、シノプシス、メンターらと合わせてArchitect Workbench and ESL Design and Entry market segments,のトップ3にランキングされるまでにその存在感を確立した。
尚、コフルエントの売上の半分はスマートフォン関連の顧客によるもので、かの有名なBlackBerryの開発にも「CoFluent Studio」が利用されているとの事。顧客の中には特許出願のために、技術の確認環境として「CoFluent Studio」を活用している例もあるという。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2009.02.18
)