英System Crafter社の動作合成ツールが新たにVerilog-RTLの出力をサポート

2007年11月30日、SystemCからの動作合成ツールを手掛ける英SystemCrafter社は、同社の合成ツール「System Crafter SC」バージョンアップを発表した。

プレスリリース:http://www.systemcrafter.com/press/v3pressrelease301107.pdf(英文)

「System Crafter SC」は、XilinxのFPGAをターゲットとするSystemCからの動作合成ツールで、SystemCモデルからHDLのRTLを自動合成する事が可能。当然ながら、クロックのスケジューリングやリソースのアロケーション機能も備えられており、手持ちのC++環境で手軽にハードを合成できる環境として売り出されている。

System Crafterによると、今回のバージョンアップではSystemCのサポートがより強化されたほか、新たにVerilog-RTLの出力機能が追加されたという。(これまで出力は、VHDLのみとなっていた)

尚、System Crafter社の製品は、国内ではプロトタイピング・ジャパンが代理店として販売している。

※System Crafter社
http://www.systemcrafter.com.

※プロトタイピング・ジャパン株式会社
http://prototyping-japan.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2007.12.07 )