シノプシス、VMM準拠の検証IPを提供するアライアンス・プログラムをスタート

2009年2月11日、シノプシスは、VMM準拠の検証IPを提供する「DesignWare Verification IP Alliance program」の始動を発表した。

プレスリリース文

シノプシスの発表によると「DesignWare Verification IP Alliance program」は、VMM準拠の検証IPをより広範囲に設計者に提供するためのプログラムで、検証IPベンダのネットワークを構築しVMM準拠の検証IPのラインナップを拡充するもの。プログラムに参加した企業から提供される検証IPは、シノプシスのガイドラインやVMM評価ツールを用いて開発され、一定の品質とユーザビリティが保証された形で最終的に「DesignWare Verification IP Alliance program」を通じてユーザーに提供される。

今回のプログラム始動に伴い、インドのデザインサービス会社eInfochipsと、ルーマニアの検証サービス会社NoBugの2社がプログラムメンバーとして参画。両社とも「Synopsys VMM Catalyst Program」のメンバーでその実績からプログラムへの加入が認められた。

現在、同プログラムを通じてHDMIの検証IPを入手できる。

DesignWare Verification IP Alliance program

日本シノプシス株式会社

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2009.02.15 )