NXP、コーウェアのESLソリューションを本格的に導入>>主力3事業部門でESL2.0を展開

2008年4月8日、ESLツール大手のコーウェアは、欧州を拠点とする半導体大手NXP社と複数年に渡る戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表した。

プレスリリース:http://www.coware.co.jp/news/2008/2008.04.07.html

発表によると今回の両社の契約は、ESL技術の本格的な展開に向けた包括的なパートナーシップ契約で、コーウェアのESL製品の提供に加え、ESL技術の立ち上げに向けたサポート・サービスなども含まれており、家電事業部、携帯/パーソナル機器事業部、車載/認証事業部の3つの主力事業部で展開される予定となっている。

NXPは、数年前からコーウェアユーザとして社内の各開発でESL技術を使用。そのメリットを高く評価し、コーウェアのESL2.0ソリューションの展開と合わせるようにESL技術を用いた設計の標準化に踏み切った。NXPのCTO Rene Penning de Vries氏は、発表の中で「ESL2.0技術を普及させることによりNXP社が技術革新に注力し、優れた製品を迅速に提供できるようになる」とコメントしている。

※コーウェア株式会社
http://www.coware.co.jp

※NXP社
http://jp.nxp.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2008.04.09 )