ケイデンス、決算報告の内容が不当と指摘され株主代表訴訟に発展

2008年11月26日、米国内の法律士事務所Glancy Binkow & Goldberg LLPは、ケイデンスに対する株主代表訴訟を発表した。

プレスリリース:http://www.glancylaw.com/leap_press_release.php?caseid=212

ケイデンスは、2008年Q1の決算報告に誤りがあったという理由で2008年Q3(7月?9月)の決算報告が遅れており、上場しているNASDAQから報告書の早期提出とコンプライアンスの回復プランの提出を求められている状況にあるが、今回の株主代表訴訟は、ケイデンスが発表したQ1の決算報告は不当であり、株価を人為的に吊り上げる原因となったと指摘する損害賠償請求。

ケイデンスの株価は、10月15日のMichael Fister社長他4人の役員辞任発表を受けて約15%下落。その後、10月23日にQ3決算報告の遅れを発表した事で更に株価は25%以上下落していた。

尚、同様の訴訟は米国内の他の法律事務所からも発表されている。

※Glancy Binkow & Goldberg LLP
http://www.glancylaw.com

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2008.12.02 )