IntelがAltera事業の51％をテック系投資会社Silver Lakeに売却

2025年4月14日、IntelはのAltera事業の株式51％をテック系投資会社Silver Lakeに売却することを発表した。

プレスリリース

発表によると今回の取引額は44億6000万ドル。Silver LakeはAltera事業の時価総額を87億5000万ドルと評価しているが、IntelによるAlteraの買収額は2015年当時167億ドルだった。

AlteraのCEO Sandra Rivera氏は退任し、25年5月からRaghib Hussain氏がCEOに就任する。同氏はCavium（Marvellが2018年に買収）を創業した人物でCadence、Ciscoなどでエンジニア経験を持つ。

Alteraは先月ドイツで開催されたEmbedded Worldにて、エッジ向けの7nm ローエンドFPGA「Agilex 3 FPGA」の受注開始とミッドレンジFPGA「Agilex 5 Eシリーズ」の量産開始を発表。さらに今月に入りハイエンドFPGA「Agilex 7 Mシリーズ」の量産開始を発表するなど、製品ラインナップの拡充を加速している。

今回の取引は2025年後半に完了する予定で、2026年に計画されているAlteraのIPOへの道を整えるものとされている。

※Altera