世界半導体市場、2025年1月の売上高は前年比17.9%増の565.2億ドルで好調維持

2025年3月6日、米SIA（Semiconductor Industry Association）は、2025年1月の世界半導体売上（3ヶ月移動平均）を発表した。

プレスリリース

SIAの報告によると2025年1月の世界半導体売上は、前年同月比約17.9%増、前月比約1.7%減の565億2000万ドルだった。同実績は1月の月間売上高としては過去最高。売上額が前年実績を上回るのは2023年11月から15ヶ月連続で前年比売上高は9か月連続で17％以上増加している。しかし2024年12月、2025年1月とここ2ヶ月は連続して売上高が減少している。

世界半導体市場を地域別に見ると、生成AI需要に牽引される北米市場は10月から4ヶ月連続で売上が前年比50％超の増加を記録。売上額が前年実績を割り込んだのは12月同様欧州市場のみで、日本、中国、アジアその他地域も順当に売上を伸ばしている。

2025年1月の日本市場の売上を円ベースで換算すると前月比約1%増、前年比約13%増の約6,115億円。為替レートの差により円ベースでは大幅な売上増が継続している。

※SIA