IntelのCPU設計者が立ち上げたRISC-Vスタートアップが2,150万ドルを調達
2025年2月20日、RISC-Vベース・プロセッサのスタートアップAheadComputingは、2,150万ドルの資金調達を発表した。
報じられているところによると、今回の資金調達はシードラウンド(立ち上げ初期最初の調達)でEclipse Venturesが主導。TenstorrentのJim Kellerも出資に加わり計2,150万ドル(約32億円)が集まった。
AheadComputingはIntelのCPU設計に関わっていた主要メンバー4人が2024年7月に立ち上げた会社で、64ビットRISC-Vアプリケーション・プロセッサ開発している。これまでにないパフォーマンスと電力効率を実現するRISC-Vベース・プロセッサを開発しているようだが、その詳細は明らかにされていない。ただ、創業者のバックグラウンドとJim Kellerの出資を考えるとポテンシャルは高そうだ。AheadComputingの今後に注目していきたい。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2025.02.21
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