理研が次世代AIデバイス研究でSiemensの高位合成ツールとエミュレーターを導入
2025年1月16日、Siemensは国立研究開発法人理化学研究所による同社EDA製品の導入を発表した。
発表によると理化学研究所は、AIアクセラレータ・デバイスのアーキテクチャと設計空間の探索においてSiemensの高位合成ツール「Catapult」とエミュレーター「Veloce Strato CS」を活用。両製品は、最適化されたAIコンピューティング回路と、その回路を組み込んだSoCの性能評価に役立っているという。
なお同研究で開発されたAIアクセラレータは、遅くとも2030年頃に運用開始が予定されているスーパーコンピュータ「富岳NEXT」への搭載候補になるという話だ。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2025.01.31
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