チップレット向けNoCのBaya Systemsが3600万ドル以上の資金調達に成功

2025年1月23日、次世代NoCソリューションを手掛ける米Baya Systemsは、資金調達Bラウンドで3,600万ドル以上を調達したことを発表した。

プレスリリース

Baya Systemsは2023年創業のベンチャーで、チップレットベースのモジュラー型SoCの開発に不可欠なオンチップ・ネットワークを構築するための各種ソリューションを提供している。

Baya Systemsのボードメンバーには、AIチップ・ベンダTenstorrentを率いるJim Keller氏が名を連ねており、Baya SystemsのソリューションはTenstorrentにも採用されている。

今回の資金調達は3,600万ドル以上と同分野の企業としては大型で、EDAベンダのSynopsysも投資しているという。

Synopsysの競合Cadenceも昨年チップレットベースSoCを意識したNoC IPを発表しており、チップレット向けのネットワーク・ソリューションはにわかに熱い分野となっている。

Baya Systemsの詳細についてはこちら:複雑なSoCおよびチップレット・システムに向けた次世代NoCソリューションを手掛けるBaya Systems


Baya Systems

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2025.01.31 )