Accelleraがフェデレーテッド・シミュレーション標準のWGを立ち上げ
2024年6月24日、EDAおよびハードウェア設計言語の標準化団体Accellera Systems Initiativeは、Federated Simulation Standard (FSS) ワーキング・グループの設立を発表した。
フェデレーテッド・シミュレーション標準の目的は、 航空電子工学、宇宙、半導体、自動車、メカトロニクスなど、複数の業界で確立されているモデリングおよびシミュレーション標準、およびツールの相互運用性を実現する標準的でオープンなインフラストラクチャを開発することで、Accelleraとしてはまず航空電子工学で使用される「ED-247」、自動車に適用される「FMI/FMU」、宇宙産業で使用される「SMP2」などの他の標準との整合を目標とする。
フェデレーテッド・シミュレーション標準ワーキング・グループの最初の会議は、7 月にオンラインで開催される予定。Accellera技術委員会の議長であるMartin Barnasconi氏(NXP Semiconductors)がフェデレーテッド・シミュレーション標準ワーキング・グループの議長を務める。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2024.06.26
)