Synopsys売上報告、2022年度Q3は前年比18%増の12億4800万ドルで好調維持
2022年8月17日、Synopsysは、2022会計年度第3四半期(22年5-7月)の四半期決算を報告した。
発表によるとSynopsysの2022会計年度Q3の売上は、前年同時期比約18%増、前Q2比約2.5%減の12億4800万ドル、営業利益は前年比約12%増の2億2260万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)このQ3売上はQ2売上報告時の予測を若干上回るもの。Synopsysは2021年度Q3から4四半期連続で売上記録の更新を続けていたが、このQ3で記録の更新はストップした。しかしながら売上的には史上3番目の好結果で依然好調を維持していると言える。
若干話しは逸れるが、米Wall Street Journalは、8月17日付けで「半導体EDAソフトの米シノプシス、なお買い時」という記事を掲載している。
SynopsysはQ3(22年5月-7月)において以下のような発表を行なっている。
・NTT Application Security社を買収完了
Synopsysは、2022年度Q4(8月-10月)の売上を12億6300万-9300万ドル、2022会計年度の売上を50億ドル以上と予測している。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2022.08.18
)