グラフィックスLSIのアクセル、NEDO事業で完全自動運転向けAIチップの研究開発を担当
2019年3月29日、グラフィックスLSIを手掛けるアクセルは、NEDOの公募事業に採択された事を発表した。
発表によるとアクセルが採択されたのは、NEDOの「高効率・高速処理を可能とする AIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」事業の研究開発項目「革新的 AI エッジコンピューティン
グ技術の開発」で、「完全自動運転に向けたシステムオンチップとソフトウェアプラットフォームの研究開発」を東京大学・埼玉大学・株式会社ティアフォーと共同で進める。
※画像はプレスリリース掲載の画像データ
アクセルによると、今回NEDO事業に採択された研究開発テーマでは、完全自動運転に向けたSoCとソフトウェア・プラットフォームの研究開発により、AIエッジコンピューティングにおけるリアルタイム性の実現と従来比10倍以上の消費電力対性能の達成を目標にしており、アクセルは完全自動運転に特化した独自のアクセラレータ及びメニーコア混在のヘテロジニアスSoCの研究開発を主に担当。2021年度をめどに試作チップの完成を目指す。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2019.04.03
)