2019年1月の世界半導体市場は2年半振りの前年割れ、前年比5.7%減の354.7億ドル
2019年3月4日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2019年1月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2019年1月の世界半導体売上は前年同月比5.7%減、前月比7.2%減の354.7億ドルだった。売上が前年実績を下回るのは2年半振り。11月以降3ヶ月連続で売上減となった。
2019年1月の売上を地域別で見ると、全ての地域で12月の実績を下回り、欧州以外全ての地域で前年実績を割り込んだ。
最も売上が落ち込んでいるのは北米市場で、前月比13%減、前年比15.3%減となっている。
日本市場の1月の売上は前年比1.5%増、前月比4.7%減の31.6億ドル。売上を円ベースで換算すると前年比約3.2%減の約3442億円となる。
なお、WSTSが昨年11月に発表した秋季予測では2019年の成長率を2.6%のプラス成長と予測している。
※SIA
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2019.03.06
)