超低消費電力エッジ推論チップのSyntiantが資金調達Bラウンドで2500万ドルを調達

2018年10月24日、AIチップベンチャーの米Syntiantは資金調達Bラウンドで投資家から2500万ドルを調達した事を発表した。


今回投資をリードしたのはMicrosoftのベンチャーファンドM12で、Amazon Alexa Fund、Applied Ventures、Intel Capital、Motorola Solutions Venture Capital、Robert Bosch Venture Capitalら大手企業系のVCが参加した。

Syntiantはバッテリー駆動のエッジ端末をターゲットとする超低消費電力の「neural decision processors (NDPs)」を開発するベンチャーで、独自の「analog neural network」技術とメモリ・セントリック・アーキテクチャにより、桁違いの低電力と優れたメモリ効率で大量の並列計算を実現。これによりエッジ端末におけるディープラーニング推論の常時実行を可能にするとしている。

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.10.25 )