Qualcommが5Gスマホ向けのミリ波対応アンテナモジュールを発表

2018年7月23日、CNET Japanの記事:


7月23日、Qualcommは新しいアンテナモジュールファミリとしてミリ波対応の「QTM052」と6GHz未満の無線周波数に対応する「QPM56xx」を発表した。同社の「Snapdragon X50 5G」に対応し、スマートフォンに超高速のネットワーク速度をもたらすという。これらのモジュールにより端末メーカーは短距離だが高速なミリ波帯やより信頼性が高いが低速な6GHz未満の帯域など、5G帯の全範囲をカバーすることができる。これらのモジュールは、2018年のうちにモバイルホットスポットに搭載され、2019年上半期にスマートフォンに搭載される見込み。ピーク下り速度は、理論的にはミリ波版で最大5Gbpsにものぼるが、スマートフォンで1.4Gbps近く。

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= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.07.24 )