MIPSの64ビットコア「I6500-F」が業界初のASIL B(D)認証を獲得
2018年6月11日、IPベンダMIPS Technologiesは、同社のセーフティクリティカル・システム向けコア「MIPS I6500-F」が機能安全規格ISO 26262 ASIL B(D)ならびにIEC 61508 SIL 2の認証を獲得した事を発表した。
発表によるとMIPSコア「I6500-F」は、ISO 26262で定義されているSEooC(Safety Element out of Context)に基づいて開発されているため、ASIL D準拠のSoCの一部となり得るとの事。ISO 26262 ASIL B(D)の認証獲得は64ビット・マルチクラスタCPUとして業界初となるという。「I6500-F」はMobileyeの自動運転用ビジョン処理システム「EyeQ®5」に採用されている。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.06.12
)