数千個のRISC-Vプロセッサを用いた7nmAIチップを開発する米Esperanto Technologies

2018年5月8日、インターコネクトIPを手掛けるNetSpeed Systemsは、AIチップを開発する米Esperanto Technologiesによる採用事例を発表した。


発表によるとEsperantoは、数千個の64ビットRISC-Vベース・プロセッサを統合した7nmプロセスで製造するAIチップを開発しており、そのインターコネクトIPと開発環境にNetSpeedのソリューションを採用した。NetSpeedのインターコネクトはワンチップ上で数千個のRISC-Vベース・プロセッサとアクセラレータを統合。そのアーキテクチャ設計はNetSpeedの開発環境が自動化してくれる。

Esperantoは2種類のチップを開発しており、「ET-Maxion™」と呼ぶコアは、最高のシングルスレッドRISC-Vパフォーマンスを実現するように設計されたハイパフォーマンス・コア、「ET-Minion™」と呼ぶコアは、vector/tensorアクセラレーションを含む高い浮動小数点スループットのために設計されたエネルギー効率の高いコアとなっている。


= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.05.21 )