Arasanが業界初となるMIPI I3C仕様準拠の設計IPをリリース
2018年5月9日、設計IPベンダのArasanは、業界初となるMIPI I3C仕様準拠の設計IPのリリースを発表した。
MIPI I3Cは、デバイス内のすべてのセンサーをアプリケーション・プロセッサに接続できるチップツーチップインターフェースで、Arasanがリリースした「MIPI I3C Host Controller Interface Master IP」は、リリースされたばかりの「MIPI I3C HCI Specification Ver 1.0」に準拠。仕様への準拠はサードパーティ製の検証IPならびにMIPIの実施した相互運用性テストによって保証されている。
Arasanの「MIPI I3C Host Controller Interface Master IP」は既に先行顧客によって利用されており、同設計IPを搭載したチップが年内に発売される予定。
ArasanはMIPI以外にも幅広く設計IPを提供しており、Arasan製IPを搭載したチップの出荷数は10億を超えているという。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.05.16
)