低消費電力のIoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE™」を発売
2018年5月14日、ソニーは、IoT向けスマートセンシングプロセッサ搭載ボード「SPRESENSE」(スプレッセンス)を7月31日に発売することを発表した。
発売するのはメインボード(5500円)と拡張ボード(3500円)の2点で、メインボードにはARM® Cortex®-M4F 6コア構成のスマートセンシングプロセッサが搭載されており、GNSS受信機やハイレゾ音源対応のオーディオコーデック等が内蔵されている。このプロセッサはFD-SOIを採用しており、動作電圧を下げることで低消費電力を実現している。拡張ボードにはヘッドホン端子、マイク端子、SDカードスロットが備えられている。
「SPRESENSE」のソフトウェア開発環境は、「Arduino IDE」、「Eclipse IDE」等に対応。「Sony Developer World」SPRESENSE専用ページにてソフトウェアならびにハードウェアの技術情報を入手できる。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2018.05.14
)