トヨタ自動車がMentorの提供するAUTOSAR BSWスタックの使用を承認
2017年2月1日、Mentor Graphicsは、同社の提供するAUTOSAR BSWスタックの使用をトヨタ自動車が承認した事を発表した。
AUTOSAR準拠のBSW(Basic Software)は、ECU開発の一つのソリューションとして確立されており、Mentorの他に独Vector,独Elektrobitなどが先行して市場を形成。日本国内でもSCSK, APTJ, オーバスなどが提供を開始している。
今回トヨタはMentorの提供する「Volcano VSTAR BSWスタック」を同社全ての車両開発に使用する事を承認したという。
MentorはBSWの他にブートローダ、ランタイム環境(RTE)、カスタマイズ診断、カスタマイズSWC(ソフトウェア・コンポーネント)も提供している。
※画像はMentor社Web上の掲載データ
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2017.02.14
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