リコーが電源ICのレイアウト設計に英Pulsicの自動配置配線ツール「Animate」を採用
2015年4月23日、アナログ/カスタムIC向けのレイアウト自動化ソリューションを手掛ける英Pulsic社は、リコーが同社の自動配置配線ツール「Animate」を採用した事を発表した。
「Animate」は、Pulsicが2014年5月にリリースしたトランジスタ・レベルの自動配置配線ツールで、回路図を解析し制約を自動抽出し、「PolyMorphic Layout Technology」という特許出願技術をベースに配置と配線を同時に処理し複数のレイアウト結果を生成する。
リコーはレイアウト工数の削減に取り組む中で、電源ICレイアウトの工数の50-80%を占める「セルの作成」を効率化すべく「Animate」を採用。これにより実データを用いたセル作成レイアウト設計評価において40%の工数削減を実現したという。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2015.05.27
)