2015年Q1世界EDA売上は前年比7.5%増の18億7700万ドルでQ1売上記録を更新

2015年7月7日、米EDA Consortiumは、2015年度第1四半期(1月-3月)の世界EDA売上報告を発表した。
EDACの発表によると2015年Q1(1-3月)の世界のEDA売上総額は、前年比7.5%増、前Q4比10.8%減の18億7700万ドルで、Q1の売上として過去最高を記録した。四半期の売上記録が前年同時期を上回るのはこれで20四半期連続となる。
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2015年Q1の売上を製品分野別に見ると最大のCAE分野以外は全て前年比増を達成。中でもIP分野は前年比19.3%増と大きな伸びを示した。IP分野の売上はCAE分野に迫る勢いとなっている。
2015年Q1の売上を地域別に見ると、最大市場の北米が前年比12.2%増と大きく成長、アジア市場も前年比12%とこれに続いた。日本市場はドルベースでは前年比0.2%減となっているが、円ベースでみると前年比約13.5%増という結果となっている。
2015年Q1時点でのEDA業界の従業員数は前年比5.5%増の32127人で過去最高を記録した。
2015Q1の分野別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■CAE分野 6億3370万ドル 0.8%Down 
■IC Physical Design & Verification分野 3億3930万ドル 8.3%Up
■IP分野 6億1810万ドル 19.3%Up
■サービス分野 1億440万ドル 6.8%Up
■PCB/MCM分野 1億6150万ドル 1.1%Up
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2015年Q1地域別の売上と昨年同時期との比較は以下の通り。
■北米 8億5320万ドル 12.2%Up 
■ヨーロッパ 2億7830万ドル 6.2%Down 
■日本 2億930万ドル 0.2%Down 
■アジアその他地域 5億3620万ドル 12.0%Up
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EDAC(EDA Consortium)

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2015.07.08 )