2015年1月の世界半導体市場は前年比8.7%増の285億3000万ドルで成長を維持
2015年3月3日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2015年1月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。
SIAの報告によると、2015年1月の世界半導体売上は前年同月比8.7%増、前月比2%減の285億3000万ドルで1月の売上としては過去最高を記録した。売上が前年実績を上回るのはこれで21ヶ月連続。世界半導体市場は2014年に過去最高を記録したがWSTSの予想通り、今年もその右肩上がりの成長は継続しそうだ。
※WSTS:World Semiconductor Trade Statistics
2015年1月の世界半導体市場の売上を地域別に見ると、北米とアジアがともに前年比2ケタ増を記録。日本はドルベースで前年比8%減となっているが円ベースで換算すると前年比約5%の売上増となっている。
2015年の世界半導体市場の成長予測は様々だが、WSTSは3.4%と予測。調査会社のGartnerは5.4%、IDCは3.8%と予測しており、11%と予測する調査会社もある。
※SIA
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2015.03.04
)