Xilinx売上報告、14年4-6月は前年比6%増の6億1260万ドル
2014年7月22日、Xilinxは2015会計年度第1四半期(2014年4-6月)決算を報告した。
Xilinxの2015会計年度Q1の売上は、前年同時期比6%増、前期Q4比1%減の6億1260万ドル。営業利益は前年比9%増の2億650万ドルだった。(※GAAP基準による会計結果)
前Q4売上報告時ではQ1の売上はQ4売上と同等もしくはそれ以上と予測していたが、予測に反して売上が落ちた。
同社のCEOのコメントによると、今四半期は防衛、無線関連の売上が予想を下回ったとの事。実際に製品分野別の売上では、航空・防衛分野の売上が全体の31%に留まっている。(昨年同時期は37%、前Q4は34%だった)
XilinxのQ1売上を地域別でみると、前Q4とほぼ同様でアジア地域の売上が全売上の43%を占めた。日本市場の売上は若干増えた。製品別売上では、28nm製品を含む主力の新製品カテゴリ(Virtex-7, Kintex-7, Zynq-7000, Virtex-6, Spartan-6)の売上が更に増え、売上全体に占める割合は45%にまで上昇した。
Xilinxは、次期2015年Q2(14年7-9月)の売上を今期実績の0%-4%減と予測をしている。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2014.07.23
)