ARMがCortex-Mシリーズの最上位品として新製品「Cortex-M7」を発表

2014年9月24日、ARMは32ビット・プロセッサ・コアの新製品「ARM Cortex-M7」を発表した。


発表によると新製品「ARM Cortex-M7」はハーバード・アーキテクチャーである「ARMv7-M」アーキテクチャの32ビット・プロセッサで同社の「Cortex-M」シリーズ製品としては最高のパフォーマンスを誇る。既存の「Cortex-M4」と比較するとDSP性能は2倍、6段パイプライン構成でベンチマーク・スコア 5 CoreMarks/MHzを達成する。

また「ARM Cortex-M7」は既存の「Cortex-M」シリーズ同様、高いエネルギー効率を実現しており、モーター制御、FA、オーディオ、イメージ・プロセッシング、自動車、IoTなど様々なスマート・コントロール・システムでの利用が想定されている。

ARMによると既にAtmel、Freescale、ST Microelectronicsらが早期顧客としてライセンスを獲得しているという。

Cortex-M7-chip-diagramLG.png

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2014.09.25 )