Freescaleが「QorIQ」シリーズのSoC向けにArterisのインターコネクトIPを採用※追記あり
2014年2月19日、インターコネクトIPを手掛けるArterisは、Freescaleへ同社のインターコネクトIP「FlexNoC」をライセンスした事を発表した。※追記あり
Arterisの発表によるとFreescaleは、Powerアーキテクチャ・ベースのプロセッサ「QorIQ」シリーズのSoC向けにArterisのインターコネクトIP「FlexNoC」のライセンスを獲得。Freescaleは2011年からArterisの顧客であり、今回のライセンス契約により複数品種のチップ開発で「FlexNoC」を使用するという。
Arterisは昨年10月にQualcommへのインターコネクト技術をはじめとする技術資産の売却を発表したが(※関連ニュース)、主力製品のインターコネクトIP「FlexNoC」の販売、エンハンス、サポートは引き続き継続する方針としており、実際にそのような形でビジネスが進められている様子。
2月18日には、元AppleのエンジニアリングVPでiPhoneのアプリケーション・プロセッサの半導体設計チームを立ち上げたCraig Forrest氏ほか2名の入社を発表し、技術陣営の強化をアピールした。発表によるとCraig Forrest氏はArterisのCTOに就任したとの事だ。(プレスリリース文)
Qualcommとの一件が報じられた後にArterisによってユーザーの採用事例がアナウンスされるのは、フランスの家電大手Schneider Electricに続いて今回Freescaleが2件目。
Qualcommとの一件が報じられた後にArterisによってユーザーの採用事例がアナウンスされるのは、フランスの家電大手Schneider Electricに続いて今回Freescaleが2件目。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2014.02.26
)