オリンパスがミラーレス一眼の最上位機種でDMPのグラフィックスIPコアを採用
2014年1月16日、グラフィックスIPコアを手掛ける国内のIPベンダDMP(ディジタルメディアプロフェッショナル)は、同社のグラフィックスIPコアがオリンパスのミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1」に採用されたことを発表した。
発表によると今回オリンパスに採用されたDMPのグラフィックスIPコアは、「SMAPH-H」という3Dグラフィックス(OpenGL ES 1.1)と2Dベクターグラフィックス(OpenVG)の双方に対応するUIアプリケーション向けのハイブリッドIPコアで、DMPが業界初のモバイル・コンシューマ向け製品として売り出しているもの。
オリンパスは、DMPのグラフィックスIPコアの採用と合わせて、IPコアのサイズや消費電力の最適化、デバイス・ドライバの実装などでDMPのプロフェッショナル・サービスを活用したという。
同IPコアを搭載したミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1」は昨年10月に発売されたオリンパスの最上位機種で、新たな画像処理エンジンを搭載し、コントラストAFと像面位相差AFを組み合わせた「DUAL FAST AF」機能などが実装されている。価格比較サイト「価格.com」のデジタル一眼カメラの売れ筋ランキングでは、今年に入り一時2位まで上昇した人気機種との事だ。
= EDA EXPRESS 菰田 浩 =
(2014.01.27
)