セミナー内容 (Verify2011 タイムテーブル)

Time 内容
9:30 〜 10:30 受付
10:30 〜 11:10

Software Driven Verification
テストプログラムはC言語で! SystemVerilog DPI-Cを使えば、こんなに便利に!

富士ゼロックス株式会社
コントローラ開発本部
コントローラプラットフォーム第五開発部
宮下 晴信

ソフトウェアを使ってデザインを検証する手法をSoftware Driven Verificationと私は呼んでいます。
そのSoftware Driven VerificationをSystemVerilogのDPI-Cを使ってやると、「こんな感じにできます」というのが本講演の内容です。
「SystemVerilog DPI-Cって、何?」から始まり、「どのようにすれば、Software Driven Verficationができるのか?」簡単な例を使って説明します。その後、富士ゼロックスの事例について紹介します。

講演資料

11:10 〜 11:40

Sun ZFS Storageが選ばれる理由

日本オラクル株式会社

昨今の国内情勢により、企業のBCPは重大なテーマとなっており、その中でも「情報」は、企業の人材、製品、資金と同様に重要な経営資源の一つで す。企業のBCPへの支援と、ビジネスの成長を止めないITインフラの効率化について、OracleのStrage Solutionについてご紹介します。

 

11:40 〜 12:10

OneSpin Quantify MDV
業界初の包括的なフォーマルABVメトリック ソリューション

OneSpin Solutions
Thanyapat Sakunkonchak

革新的なフォーマル アサーションベース解析ソリューションを提供する 、業界初のフォーマル・メトリックドリブン検証(MDV)ソリューションQuantify MDVを紹介します。この機能はRTL設計に対するフォーマル検証の進捗と品質を自動的かつ包括的に解析し、計測するものです。

12:10 〜 13:00 ランチタイム
13:00 〜 13:40

マーチングメモリ

英国ロンドン大学インペリアルカレッジ 教授・フェロー
米国スタンフォード大学 教授(客員随時)
慶應義塾大学 教授(客員)
IEEE計算機科学教授世界トップ賞受賞
IEEEフェロー
中村 維男 

今日のあらゆる計算機において、CPUとメモリの速度が、あまりにも開き過ぎている。折角の高速稼動のCPUは、低速メモリが足枷となるメモリボトルネックにより、計算機の処理速度に飽和現象を起こしている。しかし、CPUと同じ速度で稼動するマーチングメモリの新たな考案で、計算機として最大の性能を引き出せることは、今後の計算機のあるべき姿である。ここでは、このマーチングメモリの基本原理と、これを用いた計算機のアプリケーションの未来像を描く。

講演資料

13:40 〜 14:10

そのデバッグ、正しいですか?

Vennsa Technolgoies, Inc
President of Sales, Japan Region
木村 尚人 

現在のデバッグに関する問題点について、次の3つの観点から解決策を提示します。
1. エラーとなる根本的原因の自動検出
2. 最適なデバッグ箇所の特定と、修正方法
3. 検証ツールによる膨大なエラー出力の仕分け方法

講演資料

14:10 〜 14:40

高速エミュレーション環境HESとWindows/Linux上のソフトウェア検証環境との接続

アルデック・ジャパン株式会社
テクニカル・ディレクター
宮島 健

HESは、専用または汎用プロトタイプボード上に高速エミュレーション環境を簡単に実現します。
エミュレーション実行中のハードウェア信号の全ノード観測、SCE-MI 2.0インターフェースを用いた各種トランザクタを提供し、トランザクションレベルのバーチャル・プラットフォームとの接続、実際のデバイスとの接続など、ハードウェア/ソフトウェア協調検証を加速します。
当日はWindows/Linux上のソフトウェア検証環境との接続による高速HW/SW協調検証のデモを紹介します。

講演資料

14:40 〜 15:00 コーヒーブレイク
15:00 〜 15:40

コニカミノルタ流、アサーションベース検証の高速化
〜 ZeBu ZEMI-3およびSVAの適用とその効果 〜

コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社
システム技術研究所 アーキテクチャ開発室
係長
河邊 恭

コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社では、論理検証の「高速化」と「高品質化」を両立するアプローチとして、論理エミュレータZeBuを導入し大きな効果を得ています。
本講演では、「高速化」に関してSystemVerilog DPI-Cベースのトランザクタ自動生成 ツール『ZEMI-3』、そして「高品質化」に関してZeBuを用いたアサーションベース検証の、二つの適用事例を基にその効果と設計の勘所について紹介します。

15:40 〜 16:10

Gen3対応! PCI-Express採用SoCの検証もZeBuにおまかせください!

日本イヴ株式会社
松本 光寛

様々な分野でPCI-Express (PCIe)への対応が急務となっていますが、単にPCIeのデザインIPをベンダから調達しただけでは「SoC全体の検証環境構築」の課題は解決されません。
EVEは高性能かつ実績豊富なPCIeトランザクタIPを通して、この問題への解をご提供しています。
本講演では、PCIeを含む大規模SoCの、ZeBuを活用した高速かつデバッグしやすい検証環境の一例をご紹介します。

講演資料

16:10 〜 16:40

100%サイクル精度モデルベースのESLツール“Carbon SoC Designer Plus”とクラウドベースモデル生成サイト“Carbon IP Exchange”

カーボン・デザイン・システムズ・ジャパン株式会社
アプリケーションエンジニアグループ 
ディレクター 
大石 敏久

ARM社のプロセッサ、バス、周辺IPを含む全てのIPの100%サイクル精度モデルをベースとしたESLツール“Carbon SoC Designer Plus”とクラウドベースのモデル生成サイト“Carbon IP Exchange”により、コンフィギャラブルIPやAMBAバスIPの100%サイクル精度モデルも生成可能で、バス性能解析を100%サイクル精度のモデルを使用して、実シリコンと同一精度で検証することが可能です。

講演資料

16:40 〜 17:20

サブシステム(メカコン)へのESL適応事例

富士ゼロックス株式会社
コントローラ開発本部
コントローラプラットフォーム第五開発部
橋本 貴之
三角 晃

ESLを使ったシステム性能の検討では、主にメインCPU、メモリ、画像処理などのメインシステムでの利用が多いものです。
今回の発表ではメインシステムではなく、サブシステム(メカコン)部にESLを適応した事例について発表致します。
具体的には、メカコン用のMCUが処理するソフトウェアと外部デバイス(I/O)との関係をCarbon社のSoC Designerを利用して確認致しました。

17:40 〜 19:30 懇親パーティー

 

※ 講師都合によりスケジュールが変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

※ セミナー・スケジュールは当ホームページで公開されている内容が最新情報となります。

 

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