WSTSが世界半導体市場予測を下方修正、2022年は前年比13.9%の成長
2022年8月22日、WSTS(WORLD SEMICONDUCTOR TRADE STATISTICS:世界半導体市場統計)は最新の2022年半導体市場予測を発表した。
2022年Q2までの市場実績をもとに更新されたWSTSの市場予測によると、2022年の世界半導体市場は前年比13.9%増の6330億ドルとなる見通し。今年6月に発表した予測を下方修正する形となった。(6月に発表された春季市場予測では16.3%増の6465億ドルと予測していた。)
2023年の市場予測は前年比4.6%増の6620億ドルで、こちらも6月時点の予測(5.1%増)から下方修正された。
2022年の市場予測によると、ロジック24.1%、アナログ21.9%、センサー16.6%と力強い成長が見込まれている分野もあるが、稼ぎ頭のメモリは8%の成長に留まる見通し。地域別では、最大市場のアジア太平洋10.5%、アメリカ23.5%、ヨーロッパ14.0%、日本14.2%の成長が見込まれている。
※画像はWSTSのデータ